こんにちは!ボーカル講師の塩川美咲です。
ブログでは、はじめましてですね(笑)
先日、発表会LIVE「A-jit Stage vol.5」が終了しました!
あれから続々とレッスンが再開していますが、参加した&見に来てくれた生徒さんに感想をじっくり聞いているところです♪
楽しかった〜また出たい〜なんて声をたくさん聞きます!嬉しい限り!
見に来てくれたとある生徒さんが
「上手い下手じゃないんだなぁ。ステージに立って表現する姿、それぞれの想いが歌に出ていて感動した」と言ってくれました。。
前に、こんな話を聞いたことがあります。
80代の女性が、娘さんの勧めで、うつ病と認知症予防のために歌を習いに。
彼女には音楽経験が全くありませんでしたが、たまたまラジオで聴いた「マイ・ウェイ」を歌いたいと。
この曲は高度なテクニックは必要ないけれど、はじめてでは難曲。でもその女性は「死ぬ前にこの歌を絶対一度は歌ってみたい」と強い気持ちがありました。
1節マスターするのに3ヶ月、英語歌詞を覚えるのに3ヶ月、、いつの間にか1年余りが過ぎました。その努力の末に歌い切った日、それまでの苦労が走馬灯のように駆け巡り、彼女のトレーナーは思わず泣いてしまったそうです。
音程やリズムなど決して優れているとは言えないけれど、人生の最終楽章でこれまでの人生を振り返る気持ちがよく伝わってきたから。
このおばあちゃまの努力に脱帽ですが、、
歌が「上手い」とはどういうことなのか。考えさせられますね。。
もちろん、優れたテクニックと正しい発声は、それだけでも歌を引き立てる要素にはなるし、「高音が出しづらい」「音程がとれない」などのストレスが音楽表現を邪魔することは少なくなります。
なので発声トレーニングは確かに大事です!が、
プラスして大切なことは、歌への「真心」だと思っています。
日々、みんなそれぞれの発声課題に向き合ってボーカルレッスンをしていますが、
そこに、歌心がでてきた人の歌唱を聴くと、私は無条件に感動しますね。生徒さんのレッスンをしていて、そんな瞬間が実は何度かありました(笑)
なぜ選んだのか、曲のメッセージを理解しようとしているか、この曲を歌うと(聴くと)どんな気持ちになるのか、この曲を歌っている自分を好きになれるか、どんな声で歌いたいか想像できるか、
あげたらキリがないですが、自分の心が少しでも動く瞬間を敏感にキャッチして、見逃さず、なりたいイメージを持ってほしい。
それができると、声色がキラキラと生き生きしてくるんですよ♪
みんなに歌への真心をもって取り組んでもらえるように。。
まだ気持ちがそこまで追いつかない、発声のことで精一杯、、そんな生徒さんを丁寧に導いてあげられるよう、私も日々修練!
発表会の講師演奏で弾き語りをしました〜。
素晴らしい生バンドの演奏で歌える機会ですので、vol.6もどしどしお待ちしてます!
長くなりました。今年も残り1ヶ月切ってますね。年末まで引き続きよろしくお願いします♪みなさまあたたかくしてお過ごしください。
A-jit vocal lesson
神奈川県川崎市宮前区の音楽教室。
エージットの体験レッスンを50分¥1,000で受けていただけます♪
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