ボイトレ効果を上げる3つの効果
その2 苦手な部分こそ丁寧に
誰しも苦手な部分と得意な部分があります。
得意な部分は安定して歌えたり発声できたりするので、つい気持ち良くなって得意分野内で練習しがちですが、効果を求めるのなら苦手なことを丁寧にやることが大切です。
筋力トレーニングと同じで、普段の立つ、歩く、座る、などの動作をしている時どうしても楽に動作をできるいつも使っている筋肉ばかり使ってしまいます。そうすると、立つ、歩く、座るなどの動作はできても、使われない筋肉はいつまで立っても発達しません。
声帯の筋肉もそれと同じ事がいえます。
歌の練習といってフルコーラスの通し練習ばかりしていませんか?
フルコーラス歌い切ることは達成感があり、練習した気分になるかもしれませんが、本当に大事なのは部分的に抜粋して、音やリズムや発声などがあいまいな部分を無くしていく作業です。
不得意分野を丁寧に克服することにより、同時に得意分野にもさらなる磨きがかかります。
発声練習においても、低音が苦手であれば、鍵盤の低音を一音鳴らし、色んな母音で鍵盤の音に声を合わせる練習をする、、や、地声から裏声にひっくり返りそうなポイントを地声で、または裏声で一音一音出す練習をする、そうする事で地声の踏ん張り方や裏声の深い共鳴の仕方などが理解しやすくなります。
苦手な部分を歌っている時、まちがいなく普段使えていない声帯の筋肉を鍛えられています。
すぐにできなくても大丈夫。
「使う」事がまず初めの目的なので、気長にトライしてみてくださいね。
A-Jit VOCAL LESSON
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